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【引き鏝】
漆喰や大津壁の磨き仕上げに使用する鏝。寸法は6〜12cm。柱に沿って柱際や塗りじり部分を押し込み、磨き上げていく。 |
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【繰り鏝】
壁の凹部の繰り型の仕上げに使用する。中首のものと元首のものがある。中首の寸法は15〜16.5cm、元首は7.5〜12cm。どちらも塗り材により半焼きと油焼き本焼きがある。 |
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【引摺り鏝】 |
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【糊土鏝】 |
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【撫で鏝】
京壁の上塗りに使う鏝。京壁はスサの藁を十分に伏せてムラなく撫で切るように塗ることからこの名がついた。 |
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【磨き鏝】
モルタル塗、プラスター塗、土壁塗りの磨きに使用する。本焼きではなく、成型後は半焼きや油焼きにして適度に焼き入れしたものを指す。 |
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【元首堅打鏝】
きたい鏝とも呼ばれる。焼き戻しをせずに製造されるのが特徴。鋼板を火造り後、ならしてから成型し、穴を開けて菜種油で焼き入れして、カラカミ鎚と刃鎚で仕上げたものを指す。 |
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【元首鏝】 |
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【中塗鏝】
使用頻度が高いため、丈夫で軽めにできたものが良いとされている。寸法は9〜245cmと非常にバリエーションも多い。地金、半焼き、油焼きの3種がある。 |
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【さじ鏝】
漆喰彫刻や鏝絵など、細部における非常に精巧な作業に使用する特殊鏝の一つ。 |
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【チリ鏝】
元首柳刃、お福柳刃鏝と同型だが、寸法が1.5〜12cmとやや小ぶり。チリ廻りに用いることが多いので、この名がある。
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【鶴首面戸鏝】
屋根漆喰に使用する鏝。全体が打ち出し造りで、寸法は3〜7.5cm。四半鏝よりも小ぶりで、鶴のような首または首を直角に長く取り付けてあるのでこの名がついた。
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【つまみ面引き】
蛇腹引きの角を仕上げるのに使用する。丸窓の外側などの丸面に使うものはつまみ丸窓面引きといい、丸窓の内側に使うものをつまみ内窓丸面引きという。寸法は1.5cmまで。 |
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